いよかん 生産者の紹介
いよかん(松山市)
生産地
松山市
協力生産者
JAえひめ中央 大内 明男さん
大内さんの園地からは松山市内が一望でき、斜面全てが柑橘の園地です。大内さんは「宮内伊予柑」を165a、他にも様々な柑橘を栽培しており、広さは全部で245a、園内は、スプリンクラーと園内道が整備されていました。
「宮内伊予柑」の園地は大内さんでも滑ってしまうことがあるほどの急斜面なので、地下足袋が必需品です。でも、この急斜面のおかげで日当たりや水はけがよくなり、美味しい「宮内伊予柑」ができます。収穫作業は朝8時半から16時半まで、その後に倉庫整理をします。収穫の最盛期には、大学生のバイトを3人雇い、一日にコンテナ150箱、1シーズン30トンの量を収穫します。今年の宮内伊予柑は色づきがいいので、一度で全部収穫します。その後、色が青いものや傷のあるものを選別し、一定期間倉庫で「予措(よそ)=熟成」させます。こうすることにより、酸味が抜け、果汁が凝縮して甘い「いよかん」になります。
今年の「宮内伊予柑」は、夏の少雨の影響で小玉が多いそうですが、紅が濃く、いい味の「いよかん」ができたそうです。「いよかん」には、ビタミンCの他にカリウムも多く含まれているので、生で食べられる果物はカリウム摂取に最適。飲み会や外食の多い季節には「色よし・味よし・香りよし」の宮内伊予柑を、積極的に食べてくださいね。
2013年1月27日放送
いよかん・弥生紅 商品のご紹介
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