えひめの食

いよかん 生産者の紹介

いよかん(松山市中島)

生産地

松山市中島

協力生産者

JAえひめ中央 門野 誠司さん

中島の山間部で門野さんは柑橘を2.3ha、そのうち宮内伊予柑を1ha栽培しています。宮内伊予柑は果汁たっぷりでさわやかな甘さ、皮を剥いた時の独特の香りが特徴です。本年産は、例年より寒いため着色も早く、また秋の降雨量が多かったため玉太りが良く収量も多いので、非常に収穫が楽しいそうです。
門野さんは、平成25年3月までJAに勤務しており、退職する前の4年間は中島営農支援センターで営農指導員をしていました。長男なのでいずれは農業を継ぐという思いは心の隅にあり、両親が年齢を重ねてきて、かなりしんどそうに農業をしている姿を見て就農を決意しました。仕事を辞めた時、他の人の圃場を見ることができる指導がしたくなるのでは・・・と思っていましたが、意外と大丈夫だったと門野さん。営農指導員をしていたため、技術面での知識はあったつもりだったが、実際に農業をしてみると技術面以外で必要なことがあるので、その都度両親から教わっています。また、両親から「やったらやっただけ樹が返してくれる」「毎日仕事をする事が重要だ」と言われていますが、まだ一年しか経っていないけれど、今のところは守れていると思っています。
農業の魅力は、自分のペースで仕事ができ、段取りさえしっかりしていれば自由な時間が持てるところと門野さん。夢は、同世代の人間が一緒に農業をやっていく環境を作っていきたい、中島をどんどん盛り上げていきたいと、熱い思いを語ってくれました。

2014年1月17日放送

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