えひめの食

いよかん 生産者の紹介

いよかん(松山市)

生産地

松山市

協力生産者

JAえひめ中央 井上 周治郎さん

松山市内、宮内伊予柑発祥の地近くの中山間地で、井上さんは宮内伊予柑を120aで栽培しています。宮内伊予柑は、松山市平田町で1955年に枝変わりとして発見された品種で、発見者である宮内義正氏の名前を取って名付けられ、現在、いよかんの中では愛媛県内で一番多く栽培されている品種となりました。
井上さんの家は農家ではありませんが、農家が親類にいるなど身近に農業がありました。数年前、沖縄に2年ほど滞在し製糖工場や農業試験場で働いた際、県民の地元愛や「ゆいまーる」という相互互助精神に触れたそうです。「ゆいまーる」は、農業からきているのではないかと思い、地元愛媛で農業をやってみようを決意。JAえひめ中央の新規就農研修センターに入り、令和元年10月、正式に就農しました。
自分は農家出身ではないから、ゼロからの出発であり、農家では当たり前の事が当たり前ではないし、分からないということが怖いと井上さん。JAの指導員に作業内容など細かく聞き、前向きに作業をしているそうです。1年作業をしてみると、現状の圃場面積では全然足らないので、今後はもっと面積を増やし、紅まどんなやせとかなど他品目も栽培したいと話してくれました。

2020年1月20日掲載

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