えひめの食

せとか 生産者の紹介

せとか(八幡浜市)

生産地

八幡浜市

協力生産者

JAにしうわ 森 州平さん

八幡浜市内で森さんはせとかを加温施設で10a、他に温州みかん、紅まどんな、いよかん、デコポン、甘平、清見を栽培しています。せとかは2001年に登録された品種で、3種類の柑橘から生まれ、魅力的で独特な香りと濃厚な甘味、とろけるような食感が特徴です。じょうのうも薄いので房ごと食べられます。
森さんはご両親が農業をしていたことから愛媛県立農業大学校に進学、卒業後愛媛県立果樹試験場で2年間研修をしました。研修中にせとかに出会い、味に魅了されたのをきっかけに就農と同時に施設を建設して栽培を始めました。せとかは夏場の水管理が難しいと森さん。水管理で、果実の糖や酸のバランスや果皮に影響がでるからです。昨年度は水管理に失敗してしまい、裂果を出してしまったそうですが、その反省を生かして、今年度は良い物ができたそうです。
農業について伺うと、後継者不足で畑が荒れているなど農業にはマイナスイメージがあるが、やりがいのある仕事なので、先人たちが作ってくれたものを受け継いでいけるように、これからの農業を頑張っていきたいと、熱い思いを語ってくれました。

2017年2月19日放送

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