えひめの食

せとか 生産者の紹介

せとか(今治市上浦町)

生産地

今治市上浦町

協力生産者

JAおちいまばり 西方 江平さん

瀬戸内海に浮かぶ大三島は、柑橘の栽培が盛んな島です。海を望む高台に西方さんのせとかの園地があり栽培面積は15a、他温州みかんやはれひめ、紅まどんな、甘平など10種類以上の柑橘を2.5haで栽培しています。せとかは清見とアンコールをかけたものにマーコットを交配・育成した品種で、独特の魅力的な香りに濃厚な甘み、房も果肉もやわらかくジューシーな柑橘です。
西方さんの家は代々農家ですが、学校卒業後は一般企業に技術者として就職しました。40歳になった2年前、ちょうど20年働いたのを機に退職し就農。兄の宏樹さんも先に就農しており、家族で経営をすることに。兄は頼りになる存在、自分はまだまだ勉強中としながらも、お兄さんとは作業する園地を分け、ご自身はご両親と一緒に作業をしているそうです。
柑橘で一番好きなのはせとか!と西方さん。せとかにはトゲがあり、風傷がつきやすいので管理が大変だけれど、一番おいしい時期に食べられるのは農家ならではの醍醐味だそうです。現在の園地は樹が密植しているので、今後は作業効率を考えて仕事をできるように整備していきたいと話してくれました。

2020年2月20日掲載

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