えひめの食

紅まどんな 生産者の紹介

紅まどんな(伊予郡砥部町)

生産地

伊予郡砥部町

協力生産者

JAえひめ中央 石田 慎一さん

トロンととろけるゼリーのような食感と豊かな香りの愛媛県オリジナル品種愛媛果試第28号、紅まどんな(JA全農えひめの登録商標)を石田さんは砥部町の加温ハウス10aで栽培しています。他に屋根掛けハウスで紅まどんなを12a、ハウスみかん、キウイフルーツ、せとかなど多品目を栽培し、周年で安定して収入が得られるようにしています。そのことも評価され、今年1月に行われた第46回日本農業賞個別経営の部で大賞を受賞しました。
家は代々農家、石田さんで4代目。農林水産省果樹試験場興津支場卒業後すぐに就農しました。紅まどんなに取り組んだのは9年前。原油高騰のあおりを受けたのがきっかけでハウスみかんの樹に紅まどんなを接ぎ木、2年育成し3年目から収穫ができるようになりました。贈答品としてボリュームを求められるけれど、大玉だと味が淡泊になるので、しっかりとした摘果や夏場の水の管理などに気を配っています。
紅まどんなは人気があるので作りがいのある品種と石田さん。紅が濃く重量感があり切り口の軸が細い方がおいしいそうです。今年はスマイルカットを少しアレンジして、おしゃれに食べてみてはいかがでしょう。

2017年11月26日放送

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