えひめの食

いちご 生産者の紹介

いちご(西予市)

生産地

西予市

協力生産者

JAひがしうわ 酒井 敏幸さん

いちごの新品種「紅い雫」を、酒井さんは4棟14aのビニールハウスで栽培しています。紅い雫とは、愛媛県が「あまおとめ」と「紅ほっぺ」を交配、選抜育成し、2014年6月に品種登録出願したいちごの品種です。果実全体が赤く色づき、名前のとおり雫型に整った果形をしています。糖度が高くほどよい酸味もある上品な大人の味です。
酒井さんの栽培方法は高設栽培。これは、90cmくらいの高さの棚に、ピートモスやヤシガラなどが入った袋を並べ、その袋に穴を開けていちごの苗を植え、水や液肥が流れるチューブを設置したものです。こうすることで収穫する際、かがまなくてすむので体への負担が軽減できるし、また、実ったいちごが直接土に触れないので、果実自体が熱を持つことがなく傷みが出にくいそうです。
紅い雫は収穫開始時期が他の品種よりも早い(11月中旬頃~)ため、従来品種では大野ヶ原まで苗を運び冷やして出荷時期を早めていたのが、紅い雫にしてからは、その必要がなくなり、ずいぶんいちご栽培が楽になったと酒井さんは話してくださいました。

2015年12月17日放送

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