いちご(あまおとめ) 生産者の紹介
いちご(あまおとめ)(西条市)
生産地
西条市
協力生産者
JA東予園芸 村上 好典さん
西条市の田園地帯、村上さんはビニールハウスであまおとめ18a、その苗5aを栽培しています。当初は違う品種を栽培していましたが、安定して栽培ができることからあまおとめの栽培を始めました。あまおとめはとちおとめとさがほのかを交配した愛媛県オリジナル品種のいちごで、香り豊かで大玉、糖度が高く酸味が少ないのが特長です。
村上さんは50歳で勤務先を退職し、西条市にUターン、14年前からいちごの栽培を始めました。栽培方法は、愛媛農試方式という高設栽培。培地はピートモスと燻炭で、水はけが良く栽培に適しているそうです。また、苗の生長を促すため、朝、電球を点けて日照時間を増やしたり、一番果の後、二番果の花芽を起こすためにビニールをはずして温度を下げたりと、まめな管理をしています。
今年は秋に雨が多く日照不足で調子が悪かったけれど、このハウスは太陽の光が良く当たるので、いちご全体に色がつきやすいと村上さん。現在では例年並みの出来になっており、今の寒い時期はゆっくり生長するのでいちごがおいしいそうです。あまおとめは糖度の高い品種なので、ミルクなど付けずにそのまま食べて、いちごのそのものの味を楽しんで欲しいと話してくださいました。
2017年12月24日放送
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