えひめの食

いちご(あまおとめ) 生産者の紹介

いちご(あまおとめ)(西予市宇和町)

生産地

西予市宇和町

協力生産者

JAひがしうわ 信宮 正三さん

宇和町の田園地帯に人目を引く16連棟、26aのビニールハウスがあります。このハウスで信宮さんはあまおとめを約20,500株、高設で栽培しています。収量は年間約42,000パック、最盛期には1日約700パックを出荷しています。あまおとめは愛媛県オリジナル品種で、円錐形で大玉、色は橙赤色ですが、香り豊かで糖度が高く、酸味も少ないため食味に優れたいちごです。 信宮さんは、酪農をしていましたが、2001年からいちごの栽培に転換、あまおとめは10年前から栽培を始めました。いちごの栽培は、親株からのランナーを6月に育苗、8月末に冷蔵庫に入れて花芽を付けます。9月中旬頃に定植し、11月から翌年の6月まで収穫作業です。宇和町の冬場は寒さが厳しくなるので、12月上旬にはハウスを2重張りにします。また、降雪でハウスが傷まないように、雪の日にはハウス内の温度を上げて、屋根のビニールに雪が積もらず溶けるようにしているそうです。 いちご栽培について、毎年データを取っているが、毎年気象条件等が違うので同じになることがない、そこが農業の面白さだと信宮さん。消費者においしいと言って食べてもらうことが一番うれしいそうです。農業は後継者(子供たち)がいるので、いちご栽培をまかせて、自分は農業以外の何かにチャレンジしてみたいと話してくださいました。

2018年12月14日放送

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