西条は石鎚おろしが吹くため風通しが良く、病気になりにくく健康なほうれん草が育ちます。　
「栄養価が高いうえに口当たりが柔らかく、霜が降りる頃（11月下旬頃～）は甘みが増して特に美味しいよ」と明比さん。
美味しいほうれん草の見分け方は葉の色が濃く、厚みのあるものでハリがありしおれてないものがいいそうです。
長さと太さがまちまちなほうれん草を１本１本下葉を除いて束にしていく手作業はとても大変。
でも「いいものが出来た時はとても嬉しいねー」と優しい笑顔で語ってくれました。
地元婦人会で作っているほうれん草パンはかなりの評判。色がきれいで子供達にも大人気だそうです。
秘伝のレシピを紹介しますので、
ほうれん草の苦手なお子様に是非どうぞ！

■ 材料
むしパンミックス　…4カップ
ほうれん草　　　　…150g
サラダ油　　　　　…50cc
水　　　　　　　　…150cc
　
■ 作り方
1．ほうれん草はさっと茹で、冷水に取り出し2～3cmに切る。
2．ミキサーにほうれん草、サラダ油、水を入れよく混ぜる。
3．ボールにむしパンミックスとミキサーにかけたほうれん草を入れ、均等に混ぜる。
4．アルミカップに生地を注ぎ15～20分間蒸す。
5．火力は強い方がきれいにできます。お好みで餡を少し入れてもおいしくいただけます。

2008年度取材

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