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平成26年度共乾施設技術者会議を開きました。

2014年09月12日
施設設計課

基礎を理解して品質事故防止につなげる

「事故事例に学ぶ品質事故防止策」の講義風景の内容を表示

「事故事例に学ぶ品質事故防止策」の講義風景

JA全農岐阜と岐阜県CE協議会は7月29日、JA会館で県内JAのカントリーエレベーター、ライスセンターに携わるJA職員77人の参加を得て「共乾施設技術者会議」を開きました。
この会議は、平成26年度米の荷受に向けて、共同乾燥施設の運営を安全かつ円滑に進め、品質のよい岐阜県産米を消費者に届ける事を目的としています。

会議では「乾燥の基礎知識」「事故事例に学ぶ品質事故防止策」「機器の点検・整備」に関して、再確認しました。その中でも品質事故防止に関しては、全国の共同乾燥施設で発生している品質事故の事例紹介や、事故が発生するまでの経過、原因、対策方法について解説を行いました。
気温や湿度など環境条件が異なる中で、オペレーターにはその都度適格な判断が求められるため、知識量・経験が不可欠である事を伝えました。

会議後のアンケートでは、「基礎知識や品質事故が発生する原因・対応策を理解できた」「日常的メンテナンスの重要度が分かった。担当施設でも実践してみます」などの意見があり、基礎知識だけでなく担当者としての意識が高まり、充実した会議となりました。
JA全農岐阜は、今後も共同乾燥施設の技術研修を開き、岐阜県産米を消費者に届けるJA職員の技術向上に取り組んでいきます。