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岐阜大学で授業科目「飛騨牛倶楽部」の報告会が行われました。

2014年12月26日
管理部
お知らせ
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学生の発表に耳を傾ける関係者ら

岐阜県の銘柄牛「飛騨牛」の現状を学んだ岐阜大学の学生による、今後のブランド展開に関する提案の報告会が12月15日に岐阜大学で開かれ、学生をはじめ関係者約40人が参加しました。

学生から見た飛騨牛ブランドの新たな方向性や若者らしい展開案を飛騨牛の振興に生かそうと、岐阜大学がJA全農岐阜の協力を得て始めた地域ブランドと地域振興を考える授業「飛騨牛倶楽部」の一環として行われました。
受講した岐阜大学応用生物科学部の1年生は、繁殖雌牛や子牛の飼育現場、枝肉のセリを見学した他、飛騨牛を味わいながら生産者ら関係者と交流して現状に理解を深めてきました。

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提案の発表を行う学生のみなさん

報告会では受講生11人が3グループに分かれ、生産や流通、販売や商品開発に関するユニークなアイデアを発表しました。1班は若者にも手が届く理想のメニューとして価格を1000円程度に設定した「飛騨牛ミニハンバーガー」を提案し、2班は国産飼料100%で飛騨牛を育てればブランド力がアップするとし、独自に試算した生産コストを提示しました。3班は広告宣伝の強化、産業(観光、輸出、教育)との連携の他、新ブランド開発などをプレゼンテーションしました。
JA関係者や教員らが受講生の発表に耳を傾け、斬新な発想に驚きの声を上げました。JA全農岐阜では受講生からの提案を今後のブランド力向上に役立てていきます。