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県内蔵元と生産者が集まり、酒造好適米「ひだほまれ」の交流会を行いました。

2018年09月12日
米穀販売課

交流会を通して蔵元と生産者を結び、生産振興の一端を担っていきます。

意見交換の様子の内容を表示

意見交換の様子

JA全農岐阜は、8月9日に高山市内で「平成30年度ひだほまれ交流会」を開催しました。
交流会は、岐阜県を代表する酒造好適米「ひだほまれ」の生産・販売体制の強化を目的に毎年開催しています。交流会には県内の蔵元・生産者・JA関係者、計44人が参加しました。

当日は、岐阜県農産園芸課から「ひだほまれ」の生産振興や品質改良の取り組みについて説明がありました。また、中山間農業研究所から生育状況の報告があり、現在平年に比べて4日ほど生育が早く、収量も平年並み以上の見込みであることが報告されました。
今後、登熟期間の高温傾向が予測されるため、収穫時期はいっそう早まる可能性があり、適期刈取りを心掛けることを確認しました。
意見交換では、蔵元から「『地元の米でつくった地元の酒』は観光客を始めとした多くの消費者に強くアピールできる」「他県には「山田錦」や「五百万石」といった産地銘柄もあるが、岐阜県には「ひだほまれ」があり「ひだほまれ」の特徴を生かした酒造りができるので取り扱いを増やしていきたい」などの意見がありました。また生産者からは「実需者の要望にできる限り応え、高い品質の米を作っていきたい」「生産者の高齢化が進む中、栽培の省力化技術の試験普及なども行政には対応してもらいたい」などの意見があり、関係者が連携し「ひだほまれ」の生産・販売に引き続き取り組んでいくこを確認しました。
JA全農岐阜は、これからも生産者と蔵元、JA県関係機関と連携して、「ひだほまれ」の生産振興の一端を担っていきます。