「飛騨牛」の担い手支援!官民で新会社を設立
2019年01月28日
畜産販売課
JAひだと飛騨市、JA全農岐阜は2018年11月15日、高山市で飛騨牛の生産基盤強化や県内の担い手育成に向けた研修施設『株式会社ひだキャトルステーション』の設立総会を行いました。設立総会には、新会社に出資したJAひだ、飛騨市、JA全農岐阜の関係者約30人が出席しました。
近年、繁殖農家を中心に高齢化に伴う離農が進み、生産基盤が脆弱化しているのに加え、新規就農者は運転資金や、経営の安定化などの課題があり、就農に結びつけられないのが現状です。
この現状を改善すべく、JAと市が中心となって法人を設立し、担い手の繁殖技術の修得や肥育素牛の安定供給を目的とした研修施設の再編整備を行い、今年の春から研修生を受け入れ「飛騨牛生産の担い手育成確保」と「繁殖雌牛増頭」を目指します。
JA全農岐阜は「飛騨牛」の担い手育成を支援し、さらなるブランド振興や地域の活性化に取り組んで行きます。
固く手を結ぶJAひだ、飛騨市、JA全農岐阜の3者(左:JA全農岐阜の桑田博之県本部長)