県内蔵元と生産者が集まり、酒造好適米「ひだほまれ」の交流会を行いました。
2019年08月16日
米穀販売課
JA全農岐阜は8月6日、高山市内で「令和元年度ひだほまれ交流会」を行い、県内の蔵元・生産者・岐阜県・JA関係者計42人が参加しました。
交流会は、岐阜県を代表する酒造好適米「ひだほまれ」の生産・販売体制の強化を目的に毎年開催しています。
当日は、岐阜県から「ひだほまれ」の生産振興や品質改良の取り組みについて説明がありました。また、中山間農業研究所から生育状況の報告があり、「平年に比べて2~3日出穂が遅い状況である。今後の天候が重要になる」との話がありました。
意見交換の中で、生産者は「今年は気温が高温であり天候も気になるが、実需の要望にできる限り応え、良い米をつくっていきたい」と意気込みを語りました。蔵元からは「『地元の米で作った地元の酒』は地域の特性がよく出ており優位性もある。多くの消費者に強くアピールできる」と話し、関係者が連携し「ひだほまれ」の良質米生産に取り組んでいくことを確認しました。
JA全農岐阜は、これからも生産者と実需者を安心で結ぶ懸け橋となり、「ひだほまれ」の生産振興の一翼を担って行きます。
圃場を視察し、生育状況を確認しました。
意見交換会の様子