新着情報

全国初!「岐阜いちご」がオーストラリアへ輸出スタート

2021年03月31日
事業開発課
お知らせ

岐阜県、JAぎふ、JA全農岐阜は2月25日、「岐阜いちご」が全国で初めてオーストラリアに輸出されることを記念し、岐阜市の県JA会館前で「輸出出発式」を開催しました。

左から、村瀬部会長(県いちご部会)、櫻井組合長(JAぎふ)、古田知事、山内会長(JA全農岐阜)西村県本部長(JA全農岐阜)の内容を表示

左から、村瀬部会長(県いちご部会)、櫻井組合長(JAぎふ)、古田知事、山内会長(JA全農岐阜)西村県本部長(JA全農岐阜)

輸出には長距離輸送に耐えられるよう、出荷資材「ゆりかーご」を使用の内容を表示

輸出には長距離輸送に耐えられるよう、出荷資材「ゆりかーご」を使用

オーストラリアへのイチゴの輸出は、政府間交渉の結果、昨年8月に解禁。日本産イチゴを輸出するには、生産施設や梱包施設を事前登録し、検疫対象の病害虫の検査などの条件を満たす必要があります。
今シーズンは「本丸いちご本圃」と「JA全農岐阜いちご新規就農者研修所」の2つの生産施設を登録し、岐阜県で開発された「華かがり」「美濃娘」の2品種を輸出しました。
出発式には古田肇岐阜県知事や、JA全農岐阜の山内清久運営委員会会長、県園芸特産振興会いちご部会の村瀬巧憲会長らが出席し、意気込みを語りました。また、メルボルンで飛騨牛を取り扱う高級レストランシェフのマーク・ノーモイル氏からビデオで「シェフの仲間にPRしたい。イチゴを使った素晴らしい料理をいくつか考えているので到着がとても楽しみ」とメッセージが寄せられました。

オーストラリアはこれまでに飛騨牛のトップセールスを開催しており、輸出重点国と捉えています。今後は飛騨牛に加え「岐阜いちご」も合わせてPRすることで、一層のPR効果が期待されます。
JA全農岐阜は今後も県産農畜産物の輸出促進とブランド化を進めていきます。