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色・香り・味ともに良好!「美濃いび茶」初共販会

2021年05月10日
園芸販売課
園芸
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茶葉を確認する参加者

JA全農岐阜は4月26日、揖斐郡揖斐川町のJA全農岐阜美濃茶流通センターで令和3年度の「美濃いび茶」初共販会を開きました。
初共販会には、揖斐川町と池田町の3製茶組合と個人2人から計44点、1,025㎏の荒茶が出品されました。

今春は当初、気温は平年より高く、日照は平年並み、降水量は平年よりやや多く、生育は順調でしたが、4月中旬からは夜間の冷え込みが続き、生育は停滞しました。しかしながら、4月下旬頃には天候も持ち直し、平年並みの摘採開始により、色・香り・味ともに大変良好な品質の荒茶に仕上がりました。       
共販会には県内外の茶商13社16名が参加し、今年の茶葉の品質を吟味しました。新型コロナウイルス感染予防のため、参加者にはマスク着用と手指消毒の徹底をお願いし、出品された茶葉の間隔を空けるなどの対策を講じました。
昨年に比べ出品数は多くなりましたが、品質が良好なことから価格は昨年の水準を維持し、1kg当たりの平均価格は2414円、最高価格は2万9692円となりました。一番茶の共販会は5月21日までに6回開催する予定です。
お茶を取り巻く環境は、コロナ禍の巣ごもり需要により消費量が若干回復したものの厳しい販売状況は続いています。JA全農岐阜は、生産者に意欲的な生産に取り組んでいただけるよう有利販売に努めてまいります。