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令和3年度産「早秋」、「太秋」の出荷が始まりました!

2021年10月04日
園芸販売課
園芸

岐阜県は全国でも有数な柿の産地で、「富有柿」発祥の地としても広く知られています。

岐阜県で生産されている柿には様々な品種があり、早生品種である早秋の出荷が9月29日から、太秋の出荷が10月1日から始まりました。

早秋とは・・・?

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収穫前の早秋

10月上旬~中旬に出荷を迎える「早秋」は、「伊豆」に「109-27」を交雑した渋みの少ない完全甘柿で、2003年に品種登録されました。
果形は丸みを帯びた扁平な四角形で、色鮮やかな朱色の果皮が大きな特徴です。糖度が高く、果肉も緻密で柔らかく、果汁が多い柿です。

太秋とは・・・?

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収穫前の太秋

10月上旬~下旬に出荷を迎える「太秋」は、「富有」に「ⅡiGー16」を交雑した完全甘柿で、1995年に品種登録されました。
果形は腰高な扁円形で、果皮は鈍い橙色をしています。果皮表面に円を描くように表れるひび割れのような細かい筋は「条紋(じょうもん)」と呼ばれ、柿が甘く成熟した証とされています。大玉でサクサクとした食感の良さと強い甘さが特徴です。

生産と出荷

県内の産地は、岐阜市、巣南、糸貫、大野の4か所。主に愛知と東京の市場に出荷しており、昨年、早秋は19,890.5㎏、太秋は82,023kgが出荷されました。今年の早秋と太秋は昨年よりも多い出荷量を見込んでいます。
また、早秋、太秋ともに10月末には出荷が終了しますので、是非お早めにお買い求めいただき、秋の味覚を味わってみてはいかがでしょうか。