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「天下富舞」初競り 2個86万円で過去最高値を更新!!

2021年10月27日
園芸販売課
園芸

岐阜県が誇る高級ブランド柿「天下富舞」の初競りが26日、愛知県豊山町の名古屋市中央卸売市場北部市場で行われ、青果仲卸業「丸進青果」(豊山町)が最高等級「天下人」を2個86万円(税別)で競り落とし、過去最高値を更新しました。これまでの最高値は昨年取引された2個80万円(税別)でした。スーパーマーケットバロー高辻店(名古屋市)で2個92万8,800円(税込)で販売される予定です。

過去最高2個84万円の値が付いた「天下富舞」の内容を表示

過去最高2個84万円の値が付いた「天下富舞」

「天下富舞」初競りの風景の内容を表示

「天下富舞」初競りの風景

当日は、岐阜県の古田肇知事のほかJA全農岐阜の山内清久運営委員会会長、西村寿文県本部長らが出席し、岐阜県の誇る「天下富舞」を仲卸業者にPRしました。
古田県知事は「天下富舞を日本、そして世界のトップブランドとしてさらに大きく成長させ、明るいニュースを届けてほしい」と更なる認知向上を期待。山内会長は「どうかこの天下富舞を、コロナ禍を吹き飛ばすような皆さんの勢いで、素晴らしい価格でこの世に出してもらうことを心から祈念する」と挨拶しました。初競りの後、会場では試食が振舞われ、出席者は今年初めての「天下富舞」を堪能しました。

「天下富舞」は全農岐阜が商標登録したブランドで、強い甘みとさくさくとした食感が特長。県が開発した柿の品種「ねおスイート」のうち一定条件を満たした果実を糖度や外観などで「天下人」「大将」「武士(もののふ)」にランク分けしています。また、糖度20度以上の「天下富舞」は化粧箱入りとして認められます。

今年は10月下旬~11月上旬に、昨年より2000個多い約6000個の出荷を見込んでいます。
JA全農岐阜は今後も、関係者、関係機関と協力し、「天下富舞」が日本一のブランド柿となるよう取り組んでいきます。