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令和3年度いちご新規就農者研修生へインタビュー!!

2022年01月14日
営農対策課
いちご就農研修

「JA全農岐阜いちご新規就農者研修所」では、4月から第14期生3人が研修を受けています。これまでに一連の作業を経験してきた3人に、応募のきっかけや研修で感じたことなどをインタビューしました!

田中利昌研修生写真:機械操作の様子

Q1:いちご新規就農者研修生に応募したきっかけは?
A:それまでやっていた仕事が一段落つき、新しいことを考えていた時、ぎふっ晴れ(ぎふ就農ポータルサイト)を見ていちご農家に魅力を感じました。
Q2:ご家族の反応はでどうでしたか?
A:今は理解してくれていますが、妻に話したときはびっくりされました。親はもともと兼業農家だったので、専業でやって食べていけるのかということはすごく心配されました。
Q3:前の職業はどういう仕事をされていましたか?
A:レンタルビデオ屋で店長をしていました。農家と同じで繁忙期と閑散期がありますので、それに対応した計画を立てるところは変わらないです。
Q4:半年以上経過し、つらかったこと、好きなところ、手ごたえを感じたこと等はありますか?
A:農薬散布が朝早く、また重労働だったのは最初つらかったです。いちごが育って株がたくましくなっていく様子を見ているのは楽しいです。
Q5:将来の目標は?
A:娘が継ぎたいと言ってくれるような儲ける農家になりたいです。
Q6:その他に感じたことなどがあれば教えてください!
A:就農準備にあたっては多くの方に助けていただいて順調に進めることができました。この場を借りてお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。

大矢的充研修生写真:いちごをパック詰めする様子
Q1:いちご新規就農者研修生に応募したきっかけは?
A:実家に戻る際に就職先を探す中で、家族と一緒に働くことのできる農業に興味を持ち、いちご研修所の話を聞く中で好きな人が多いいちごを栽培したいと思い応募しました。
Q2:ご家族の反応はでどうでしたか?
A:反対もされず、賛成してくれました。妻も時々研修所で一緒に作業しています。
Q3:前の職業はどういう仕事をされていましたか?
A:食品製造業の開発をしていました。
Q4:半年以上経過し、つらかったこと、好きなところ、手ごたえを感じたこと等はありますか?
A:収穫の時期は朝早いので、早寝早起きの習慣がつきました。毎日同じことを繰り返す仕事が少ないので毎日新鮮な気持ちで取り組めています。
Q5:将来の目標は?
A:安定した収入が得られるようになれば、規模拡大も視野に頑張っていきたいです。

高野博幸研修生※写真:いちごを収穫する様子
Q1:いちご新規就農者研修生に応募したきっかけは?
A:前職では長距離通勤に加えて残業で平日は家族との時間をもつことがほとんどできませんでした。コロナ禍を折りに妻や子供、両親と過ごす時間を大切にしたいと思い、就農を目指していちご研修所に応募しました。
Q2:ご家族の反応はでどうでしたか?
A:妻は賛成してくれて苺の栽培にも大変興味を持っています。両親は金銭面で大変心配しておりましたが、最終的には仕事も手伝ってくれることになり協力関係を築いています。
Q3:前の職業はどういう仕事をされていましたか?
A:菓子パンや和菓子のフィリングを作る食品会社で製品の研究開発の業務をしておりました。
Q4:半年以上経過し、つらかったこと、好きなところ、手ごたえを感じたこと等はありますか?
A:体力が必要なこと、手先が器用なこと、観察力が必要なこと、単純作業が気にならないこと、暑さに耐えれること、スピード感が必要なこと・・など苺農家になるために必要な素質を知り、その中で自分の中で不十分な点があることを感じた時はつらいと思いましたが、愛情をもって苺に接し努力を惜しまないことで苺も応えてくれる点は苺栽培の好きな所です。半年以上経過した今では入所当初と比べ物にならないくらい苺栽培の奥深さ、多様性、難しさ、面白さを知り、生涯取り組む仕事としての手ごたえを感じています。
Q5:将来の目標は?
A:苺栽培の技術を磨き、安定収入の得られる経営基盤を築くことが当面の目標になりますが、その後は法人化も視野に入れた経営規模の拡張を図り、地域密着型の経営を目指して地元をそして岐阜県を盛り上げていけたらと思います。
Q6:その他に感じたことなどがあれば教えてください!
A:研修所で教えていただく栽培技術、栽培設備は一通りではなく、将来の自分の環境下での苺栽培に何が適しているかを取捨選択していかなければなりません。休憩時間や打合せで疑問に思ったこと、新しい試みなどについて皆でとことん話し合い、専門家や卒業生も交えて議論することもあります。従来の方法のみにとらわれず、常に新しい技術についても検討していく研修所の姿勢は、研修生の学び場としてこれ以上無いと感じます。

JA全農岐阜のいちご新規就農者研修事業は、JA全農岐阜、JAと管内いちご部会、岐阜県、市町村、岐阜県園芸特産振興会が協力して運営しており、4月から翌年5月末までの14か月間でイチゴ農家となるために必要な知識や技術の習得を目指して指導を実施し、就農に向けた支援に取り組んでいます。