ＪＡ全農岐阜は５月３１日、岐阜市のＪＡ会館で「いちご新規就農者研修所」１４期生の修了式を行いました。
１４ケ月におよぶ研修を終えた３人は、ＪＡ全農岐阜の西村寿文県本部長から修了証書を受け取り、イチゴ農家として独立しました。
ＪＡ全農岐阜は県内イチゴ産地の生産者の高齢化や後継者不足といった課題に対応するため、２００８年度から毎年研修生を受け入れています。
今回研修を修了したのは、岐阜市で就農した田中利昌さん、美濃市で就農した大矢的充さん、可児市で就農した高野博幸さんの３人。６月に入り、全員が経営をスタートさせています。

西村県本部長は「資材の高騰などで苦労も多いと思うが、まずは研修で学んだ基本的なことに励み、良いものをたくさん作ることを心掛けてほしい」と激励し、１人ずつ修了証書を手渡しました。３人は「研修で学んだことを思い出しながら、おいしいと言っていただけるものを作りたい」などと抱負を語りました。

生産者として決意を新たにした１４期生（中央３人）