堂上蜂屋柿は１つあたり６０グラム以上と、干し柿としては別格の大きさを誇ります。また、その鮮やかな色や、糖度およそ６５度にあたる上品な甘さが特徴です。岐阜県美濃加茂市で、平安時代から約1,000年以上にわたり作り続けられてきた歴史があり、「誉」を頂点とする「雅」・「寿」・「秀」・「優」の５つの等級品が販売されています。

「予想もつかない値段でびっくりした」と生産者も驚く高評価を受け、「堂上蜂屋柿の素晴らしさは神秘的な色だね。見た目の良さに味が伴わないと」と、これからの堂上蜂屋柿づくりに励む決意をしました。また、美濃加茂市堂上蜂屋柿振興会会長は、「振興会が高齢化している中、後進を輩出していく励みにしたい」と今後の抱負を語りました。
今回競り落とされた１０万円の堂上蜂屋柿は、振興会の第33回美濃加茂市堂上蜂屋柿品評会で最高位の県知事賞（金賞）に輝いた逸品で、岐阜市内の果実店の店頭に並び、即刻売約済みになりました。

JA全農岐阜は、今後も県内産の特産物の有利販売に向けて、情報発信活動に取り組んで行きます。