ＪＡ全農岐阜が東海学院大学管理栄養学科のアイデアをもとに、マックスバリュ東海株式会社と共同開発した「各務原にんじんを食べよう！生彩弁当」がリニューアルし、再販しています。
５月11日に同大学の学生が、各務原市役所で浅野健司各務原市長に報告会を行いました。

各務原にんじんは春夏と冬の年2回生産を行う、国内でも貴重な二期作ですが、コロナ禍により飲食店への客足が鈍く、規格外品の青果物を販売するには困難な状況が続いていました。そのような中で、販売需要の再拡大に向け、毎年各務原にんじん料理コンクールを行っている学生がレシピを考案し、青果バイヤーとデリカ部門担当者へプレゼンを行って開発した弁当は、昨年11月から1か月間で約１万３千食を売り上げました。

「成人男女が1日に必要な野菜摂取量（350ｇ）の1/3以上が摂取できる弁当」をコンセプトに、味付けを工夫しながら試食会を繰り返し、マックスバリュ東海の担当者が彩りやボリュームを調整して商品を仕上げました。
今回のリニューアルでは、春夏にんじんをふんだんに使用するほか、レンコンの煮物を取り入れ、より和食らしさを感じる内容に変更しました。
6月末まで、岐阜・愛知・三重など７県のマックスバリュ東海１７７店舗で販売しています。価格は1食537円（税込）。

ＪＡ全農岐阜は、今後も県産農産物を通じて、大学・企業とのコラボ商品の提案を広げていきます。