「『飛騨牛』『岐阜県産青果物』をトップセールス」台湾＆シンガポール＆マレーシアで開催！
飛騨牛の魅力をPRする西村県本部長
ＪＡ全農岐阜と岐阜県農林水産物輸出促進協議会（県輸出協）は、岐阜県が推進する「飛騨・美濃じまん海外戦略プロジェクト」と連携し、県産農畜産物やその加工食品の輸出促進をすすめるとともに、外国人観光客の誘致による地域交流人口の増加をはかり、県内消費の拡大に取り組んでいます。
古田肇岐阜県知事が7月１３日～１７日の５日間、台湾・シンガポール・マレーシアを訪問して、県産農畜産物などのトップセールスを実施し、ＪＡ岐阜中央会の櫻井宏代表理事会長とＪＡ全農岐阜の山内清久運営委員会会長（飛騨牛銘柄推進協議会長）、西村寿文県本部長が参加しました。
台湾ではＪＡ全農インターナショナル株式会社を通じて、長年飛騨牛の取り扱いがある現地輸入業者の直営レストランで、系列飲食店関係者、系列食肉販売店バイヤー、現地メディアなどを招待し、飛騨牛プロモーションを開催しました。西村県本部長が飛騨牛の魅力をプレゼンするとともに、飛騨牛の素材を活かした特別メニューを用意し、おいしさをＰＲしました。現地輸入業者の代表から「飛騨牛を台湾でベストセラー商品にする」との力強い言葉をいただき、飛騨牛の更なる販売拡大につながるイベントとなりました。
岐阜県産青果物フェアの特設販売スペース
シンガポールでは同社を通じて年間供給する量販店で、岐阜県産青果物の「飛騨トマト」「飛騨ほうれんそう」「ひるがの高原だいこん」「岐阜えだまめ」など多数の品目を揃えた売場をつくり、試食品の提供など大々的な岐阜県産青果物フェアを開催しました。量販店店長は「高品質な岐阜県産青果物のニーズは高く、店頭で引き続き魅力を発信し続けたい」と意気込みを語り、連携強化につながるイベントとなりました。
マレーシアでは、飛騨牛の取り扱いが増加しているJONETZ by DON DON DONKI LOT10店の飛騨牛海外推奨店の認定式を行い、 飛騨牛銘柄推進協議会の山内会長から同店を経営するパン・パシフィック・リテール・マネージメント・マレーシア（PPRM）福田貴史社長へ認定書を授与しました。福田社長は「自然豊かな場所で育った飛騨牛の魅力をアピールし、販売拡大をすすめたい」と意欲を語り、今後の飛騨牛輸出の拡大につながる認定式となりました。
飛騨牛海外推奨店認定式（左から）古田知事、福田社長、山内会長
和牛ブランドが好まれるアジア圏においても飛騨牛の認知度は高く、今回の取り組みにより飛騨牛の魅力を現地メディア・流通関係者へ直接届けることができました。
また高品質で評価の高い岐阜県産青果物の、海外パートナー量販店における更なる販売力の強化とともに、手応えを感じるトップセールとなりました。