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奥揖斐の豊かな自然で育てる花『久瀬小菊』

2023年09月12日
園芸販売課
園芸

奥揖斐の花「久瀬小菊」

揖斐川町久瀬地区は岐阜県内でも有数の小菊の産地で、「奥揖斐の花」として古くから親しまれています。
山間部で昼夜の寒暖差があり、湿気が少なく昼でも涼しいため、発色が美しく日持ちの良い小菊が育ちます。
久瀬小菊出荷組合のメイン生産者である長屋建志さんは、ご両親と奥様の4人で、祖父から受け継いだノウハウを生かして良質な小菊を栽培しています。
小ぶりなサイズで仏花やセット花に用いやすく、年間で約39万本(令和4年度実績)を出荷しています。

圃場視察の様子の内容を表示

圃場視察の様子

7月中旬には出荷検討会を行い、株式会社フラワーオークションジャパンの担当者が長屋さんの圃場を視察し、販売情勢や栽培情報について意見交換を行いました。

久瀬小菊はお盆やお彼岸に出荷のピークを迎え、生花市場を通じて中京や東京の生花店、量販店に並びますが、それ以外の時期にも店頭に並ぶよう、品種を選んで栽培し安定出荷に取り組んでいます。
長屋さんが育てる小菊は、株式会社フラワーオークションジャパンの競り場で1番目に競りにかけられる程好評です。

今年のお彼岸にはぜひ、先祖を敬う気持ちとともに久瀬の小菊を供えてみてはいかがでしょうか。

㈱フラワーオークションジャパン担当者と長屋さん一家の内容を表示

㈱フラワーオークションジャパン担当者と長屋さん一家

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出荷前の久瀬小菊