農福連携事業 ~岐阜大学と農福連携普及活動を実施~
2024年06月27日
アグリ支援課
農福
JA全農岐阜は、令和3年度から直接雇用型の農福連携事業に取り組んでおり、農作業に従事する従業員を「農福アグリ隊」と名付け、いちごの栽培・収穫・出荷を行っています。また、地元の岐阜大学とこの取り組みに関する情報を共有するなど、農福連携の普及を積極的に進めています。
6月中旬の2日間、岐阜大学の大場伸哉教授とその学生たちを招き、いちご研修所で交流会を開催しました。参加した45名の学生たちは、JA全農岐阜が取り組む農福連携事業の概要を学び、「農福アグリ隊」が栽培したいちごの収穫体験や収穫後のいちご苗の片付け、マルチ撤去などの作業を行いました。また、いちご新規就農者研修所の長谷部健一技術主管から、いちごの高設ベンチ栽培の概要や採苗方法について講義を受けました。
この交流会を通じて、学生たちに農福連携事業の取り組みを知ってもらい、事業の可能性や難しさを伝えることができました。
JA全農岐阜は農福連携の輪を広げるため、これからも情報発信を行っていきます。

高設ベンチ栽培の講義

いちご収穫作業の様子