職業体験イベントで『お茶屋さん』に挑戦!
2024年09月06日
企画管理課
園芸
JA全農岐阜は8月25日、子ども向けの職業体験イベント「キッズタウンぎふ」で、お茶の基礎知識と淹れ方を体験できる「お茶屋さん」(池田町『お茶の瑞草園』監修)のブースを出展しました。
イベントは岐阜市のOKBぎふ清流アリーナで2日間開催。参加した子どもたちは、26ブースの中から思い思いの職業を体験し、社会の仕組みを楽しく学びました。
「お茶屋さん」では県内で生産される茶葉の種類や、一番茶、二番茶、三番茶の違いについて紹介しました。茶師の法被を着た子どもたちは、異なる時期に摘採された美濃いび茶の茶葉から好みの1つを選択。米を炒った玄米と抹茶粉を加え、オリジナルのブレンド茶を作る「合組み(ごうぐみ)」を体験しました。
茶葉を急須で蒸らし、3つのカップに少しずつ回し入れ、1つは自分で試飲し、1つは向かいの参加者と交換してブレンドの違いを確かめました。急須で淹れるお茶は、最後の方になるほど濃縮されたおいしい成分になります。「最後の一滴は旨味がぎっしり詰まっています。ぜひ大切な人へ贈ってください」と案内されると、感謝の言葉とともに最後の1つを家族へ手渡しました。
自分で淹れたお茶を味わった子どもたちは「ペットボトルのお茶よりも美味しかった。家でも茶葉から淹れて飲みたい」と、茶師体験を存分に楽みました。
丁寧にお茶を淹れる子どもたち