農福連携事業 ~タマネギ苗の定植作業を実施~
2024年12月03日
アグリ支援課
農福
JA全農岐阜では、令和3年度から直接雇用型の農福連携事業に取り組んでおり、農作業に従事する従業員を「農福アグリ隊」と名付けて、いちごの栽培・収穫・出荷を行っています。またJAぎふの特例子会社、株式会社JAぎふはっぴぃまるけ(以降はっぴぃまるけ)も同様に、地域の農福連携事業に取り組んでいます。
これまで、JA全農岐阜とはっぴぃまるけは、定期的に交流会を開催するなどJAグループによる農業と福祉の連携強化だけでなく持続可能な農業を目指した有機農業にも取り組んでいます。
特にJA全農岐阜は、令和5年度に「有機農業プロジェクト」を立ち上げ、県内の有機農業を推進しており、はっぴぃまるけでは県やJAぎふと連携し、「有機農業実践園芸塾」を開校して有機農業の普及に努めています。
JA全農岐阜とはっぴぃまるけは、今年4回目となる交流会を11月21日に開き、有機農業で栽培したタマネギ苗の定植作業を行いました。この作業にはJAぎふ職員や、JA全農岐阜「有機農業プロジェクト」の職員も参加しました。
タマネギ苗は、はっぴぃまるけが種を植え、有機栽培で大切に育てた苗です。その苗を一つ一つ丁寧にマルチ穴に定植しました。定植したタマネギは、来年の6月頃に収穫期を迎えます。農福アグリ隊にとっては初めてのタマネギ苗の定植作業で、戸惑と普段とは違う新鮮さを感じながら行うことができました。
今回の交流会では、はっぴぃまるけが取り組む有機農業を体験し、持続可能な農業の実現について考える貴重な機会となりました。
JA全農岐阜は、これからも農福連携の輪を広げるため、積極的に事業交流を進めていきます。
定植作業の様子
定植後の畝