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有機質肥料『エコべジP721』を新発売!

2025年03月14日
肥料農薬課
お知らせ

JA全農岐阜は、JAぎふ・肥料メーカー片倉コープアグリ株式会社と共同で、養豚農家の豚糞などを活用した有機質ペレット肥料「エコべジP721」を新たに商品化しました。
環境調和型農業に積極的に取り組むJAぎふから、地域の未利用資源を活用した肥料開発の依頼を受け、同社と共に開発しました。

「エコべジP721」は、JAぎふ管内の豚糞を30%使用し、フェザーミールや菜種かす・米ぬかなどを加えて、窒素7%、リン酸2%、カリウム1%になるよう調整し、肥料を施肥しやすいペレット形状に加工しています。豚糞を含む有機100%原料であることから肥料効果に加えて、土壌微生物の活性化や保水性の向上など、土壌改善の効果も期待できます。
輸入原料の価格が高騰する中、地域資源の循環による環境調和型農業の実践と、輸入原料に頼らない安定した肥料供給に期待が高まります。
発表会見でJA全農岐阜の林政和副本部長は「エコべジP721は地域内での資源循環や環境調和型の農業の促進につながる。今後も未利用資源のさらなる活用に積極的に取り組んでいきたい」と意欲を語りました。

「エコべジP721」は、JAぎふの営農経済センターやグリーンセンターなどで、3月14日より一袋2,307円税込(15キログラム入り)で販売されます。
この肥料は、水稲・野菜・花などあらゆる作物に使用可能な窒素重点型の肥料です。堆肥による土づくりにより『リン酸』『カリ』を補給し、元肥・追肥の窒素補給にエコベジP721を使用した、有機100%の施肥体系をご提案します。

発表会見でP721をPR (左から)湖城聡名古屋支店長、渡邉智和常務、林副本部長の内容を表示

発表会見でP721をPR (左から)湖城聡名古屋支店長、渡邉智和常務、林副本部長

新発売のエコベジP721の内容を表示

新発売のエコベジP721