人気シリーズ「各務原にんじんを食べよう!生彩弁当」リニューアル販売を市長へ報告
大好評「六代目生彩弁当」

弁当制作の工夫を訪ねる市長
毎回大好評の「各務原にんじん」の規格外品をふんだんに使った弁当がリニューアルされ、マックスバリュ東海での販売が決まりました。弁当を考案した東海学院大学(各務原市)医療栄養学科の学生が5月15日、各務原市役所で浅野健司市長に完成報告と試食をふるまいました。
この取り組みは、同市の特産であるニンジンの規格外品の販路拡大を図るため、JA全農岐阜が令和4年に同大学のアイデアをもとに始めたもので、マックスバリュ東海と協力して弁当作りを開始しました。各務原にんじんは全国でも珍しい春夏作と冬作の二期作で生産されています。出荷時期に合わせて弁当も年2回販売し、今回のリニューアルで6回目の販売となります。昨年秋には約1万8900食を売り上げました。同大学はこの取り組みで「第1回みどり戦略学生チャレンジ東海ブロック大会」のグランプリを獲得しています。
35名の学生のアイデアが詰まった弁当をマックスバリュ東海の担当者へ提案し、これを元にマックスバリュが栄養価などを調整し試作品を作成しました。学生と試食・検討を繰り返し弁当が完成。これまでの人気メニューに加え、新たに刻んだニンジンを練りこんだ鶏つくねを考案しました。このニンジンは規格外品のニンジンと、同大学が取り組む環境負荷低減の「見える化」で三ツ星を獲得した試験圃場で生産されたニンジンを使用しています。試食した浅野市長は「市特産のニンジンの規格外品を活用して作成した弁当を、県内外へもっと広く知ってもらえるよう、学生の努力を企業や大人たちが協力して広めていきたい」と激励しました。
242店舗で販売

鮮やかでバランスの良い六代目生彩弁当
弁当は、成人が1日に必要な野菜摂取量(350グラム)の3分の1以上の野菜を入れることが条件です。17日から約1か月間、岐阜・愛知・三重など7県のマックスバリュ東海242店舗で販売しています。1食645円(税込)です。
JA全農岐阜は、今後も県産農産物を通じて、大学・企業とのコラボ商品の提案を広げていきます。

6回目の弁当販売が決定!