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酒造好適米「ひだほまれ」の交流会を開きました

2025年08月06日
米穀販売課

JA全農岐阜は7月30日、高山市内で令和7年度ひだほまれ交流会を開き、県内の蔵元・生産者・行政・JA関係者など37人が参加しました。この交流会は、岐阜県を代表する酒造好適米「ひだほまれ」の生産・販売体制強化を目的に毎年おこなわれています。
交流会は中山間農業研究所の視察から始まり、「ひだほまれ」の今年の生育状況を確認しました。会場では県の職員から生産振興や品質改良について、JA全農岐阜から酒造用米の市場状況について説明しました。
 
意見交換では、生産者が「近年の高温や生産コストの増加により厳しい環境での栽培が続いているが、蔵元の要望に応え良い米を作っていきたい」と意気込みました。蔵元は「米の高騰で経営は圧迫されているが、地元の米で作った地元の酒はインバウンドや輸出でも評価されている。今後も協力して栽培を続けてほしい」と話し、関係者で連携して「ひだほまれ」の米作りに取り組んでいくことを確認しました。
「ひだほまれ」は生産者の努力もあり、前年並みの生産量を維持し、県内蔵元の要望量を出荷できる見込です。

JA全農岐阜は、これからも生産者と実需者を安心で結ぶ懸け橋となり、「ひだほまれ」の生産振興の一端を担っていきます。

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圃場視察の様子

意見交換での磯村政弘会長の内容を表示

意見交換での磯村政弘会長