スマート農業技術の実演会を養老地区で開催しました
2025年08月05日
営農対策課
営農
JA全農岐阜は7月25日、養老地区でスマート農業技術の実演会を開きました。生産者やJA、行政職員など約40人が参加し、最新の農業技術について理解を深めました。
岐阜県とJAにしみの、JA全農岐阜は協力して、水稲栽培を主体とする担い手が水田を有効活用し、所得の向上と安定を目的とした、加工・業務向けキャベツ栽培の普及・拡大を進めています。
実演会では、キャベツ定植前の圃場を対象に、衛星画像解析で地力を見える化する「ザルビオフィールドマネージャー」を活用しました。この技術に対応する「ブロードキャスタ」と連動させることで、圃場の状態に合わせた基肥の可変施肥をおこないます。この一連の技術により、肥料の効率性を高め、生育のばらつきを低減させ、品質の向上・安定性を促進します。また、施肥コストの削減も期待できます。
JA全農岐阜は関係機関と協力し、ICT技術を活用した栽培管理支援と、作業の省力化を図るスマート農機を組み合わせ、技術活用の普及に取り組んでいます。高齢化や人材不足の解決、収量や品質の安定化、生産者のサポートを目指します。

データに基づき可変散布が可能なブロードキャスタ

ザルビオの解説