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令和7年産「あきたこまち」初出荷式

2025年08月14日
米穀

JAにしみのとJA全農岐阜は8月14日、JAにしみの海津集出荷センターで、県産米の全銘柄で最も早く、令和7年産「あきたこまち」の初出荷式を開きました。生産者代表、JAグループや県の関係者ら約30人が出席しました。
品質確認を受け、1等米と格付けされた「あきたこまち」約36トンが、JAの直売所や全農パールライスなどに出荷されました。少雨や酷暑による高温障害、カメムシなどの被害が心配されましたが、生産者の適切な管理によって影響は少なく、生育は順調で収量は平年並みです。

初出荷式では、JAにしみの玉井寛之組合長が「酷暑の中、短い梅雨や豪雨もありましたが、生産者の皆様に適切な管理をしていただき、無事出荷式を迎えることができました。あきたこまちは旨味、甘味、光沢に、新米らしい香りがあります。ぜひおいしい新米を味わっていただきたい」と話しました。
JA全農岐阜西村寿文県本部長は「この暑さの中でも品質が良好でよかった。天候次第で今後の各銘柄の収穫について心配はありますが、カメムシ対策も適切にしていただいている。岐阜の米が順調に出荷され、しっかり販売ができ、これから続く作業が安全に進むよう祈念します」と挨拶をしました。
収穫されたばかりの新米が振る舞われ、出席者は新米の香りや甘味を堪能しました。

同JA管内の「あきたこまち」の作付面積は、県内最大の約240ヘクタールです。6日に始まった収穫作業は15日ごろまで続き、約1100トンの出荷が見込まれます。15日から同JAのファーマーズマーケットで販売が始まり、8月下旬から順次県内の量販店などで販売されます。
今後「あきたこまち」に続き、「コシヒカリ」「ハツシモ」と収穫されます。

初出荷式テープカットの内容を表示

初出荷式テープカット

1等米に認定の内容を表示

1等米に認定

試食するぎふの米メッセンジャー安藤渚七さんの内容を表示

試食するぎふの米メッセンジャー安藤渚七さん

新米あきたこまちを乗せたトラックの内容を表示

新米あきたこまちを乗せたトラック