飛騨青果物パッキングセンターが本格始動!
JA全農岐阜は4月9日、高山市漆垣内町で整備を進めてきた「飛騨青果物パッキングセンター」を本格稼働させました。飛騨地域の特産である「飛騨ほうれんそう」の出荷調整作業を集約・機械化することで、生産者の作業負担を大幅に軽減し、産地の維持と出荷量の回復を目指します。
同センターは、出荷前に必要となる根切りや下葉除去、袋詰めといった工程を担う施設です。これまで各農家で行っていた作業を請け負うことで、高齢化や人手不足が進む生産現場を支援します。施設は、JA全農岐阜がJAひだの旧高山トマト選果場を改修して整備しました。
施設内では、ベルトコンベヤーによる流れ作業に、下葉調整機、自動計量器、自動包装機を組み合わせ、出荷工程を極力機械化。県内初となる10連自動計量器を2台導入し、作業効率の向上と安定供給体制の構築を図ります。
稼働期間は4月から12月頃までです。特定技能外国人16人を中心とした体制で、1日当たり約1,800キロの処理を見込んでいます。2026年度は25人の生産者からホウレンソウを受け入れる予定で、産地全体の出荷基盤強化につなげます。
生産者からは、センター稼働を歓迎する声が上がっています。ある生産者は「パート作業員が減ってきており、これまで通り自分のところだけで出荷作業をこなすのが難しくなっています。このような設備を整えてもらえたことは大変助かります」と話しました。また別の生産者からは「シーズン中はぜひ利用したいです。まだ稼働したばかりですが、少しでも多く処理してもらえる施設になることを期待しています」と、今後の運営に期待する声も聞かれました。
JA全農岐阜は、飛騨青果物パッキングセンターの運営を通じて、生産者の負担軽減と安定した出荷体制の構築を図り、地域農業の持続的な発展にこれからも取り組んでいきます。
10連自動計量器
下葉調整機
作業に取り組む特定技能外国人

