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令和8年産に向けた「水稲施肥防除展示圃品目研修会」を開催!

2026年03月26日

JA全農ひろしまは2月下旬、広島市安佐南区の大町事務所において、県内JAの営農指導員21名が参加する「水稲施肥・防除展示圃品目研修会」を開催しました。

本研修会は、近年の気象変動や資材価格高騰といった生産環境の変化をふまえ、県内水稲栽培の課題を共有するとともに、展示圃(実証ほ)での試験を通じて、地域ごとに有効な施肥・防除技術を検討・提案することを目的としています。

最初に、広島県西部農業技術指導所の宮澤壮一郎技師から、県内の病害虫発生状況について説明され、令和7年度は、高温・乾燥傾向で、いもち病の発生は少なかった一方、8月下旬に紋枯病の発生が増加したとの報告がありました。

紋枯病については、圃場内に残った菌核が翌年の発生源となり、発生圃場では翌年も継続した防除対策が重要であると、単年ではなく、継続した防除体系の必要性が示されました。



続いて全農ひろしまが、県内課題の解決に向けた施肥・防除の具体策や品目を紹介。肥料分野では、プラスチック低減型肥料の普及や、ドローン追肥・2段施肥などの省力型施肥法について紹介しました。また、高温条件下でも品質を維持するため、土づくりを基本とした土壌改良材やケイ酸資材の施用が重要であることも改めて提示されました。



農薬分野では、国の農薬再評価制度の動向にも触れつつ、新規成分を含んだ品目や低コスト品目の評価・普及試験など令和8年度重点試験項目を紹介しました。



全農ひろしま肥料農薬課の谷保豊課長は「資材高騰の中、生産者の手取りを守るにはコスト削減と省力化が不可欠。展示圃を通じ、地域の課題に合った品目提案を強化したい」とコメントしました。

■研修会に出席した県内JA営農指導員ほか(広島市内で)