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お洒落に旬の三浦野菜をPR ~農業・農村ギャラリー料理講座で~

2016年06月30日

SNSで発信したくなるお洒落なカフェ風朝ごはん。旬の野菜で季節感もの内容を表示

SNSで発信したくなるお洒落なカフェ風朝ごはん。旬の野菜で季節感も

 見た目にお洒落な料理を手軽に作って、SNSで発信したい―――。そんなニーズを満たす料理講座「おうちごはんクッキング♪」が、農業・農村ギャラリー(東京)で毎月開講されている。ABC Style所属の講師が、テーマ食材の彩りを活かしてカフェで提供されるようなメニューを作り、写真を撮りたくなる盛り付けを実演する。SNS等で食材情報が発信される効果が期待できる。

 721日の講座では、三浦半島産の「かぼちゃ」「ミニとうがん」を使い、料理講師の村上有紀氏が「かぼちゃのパンケーキのトライフル」の作り方を実演した。「トライフル」とは、スポンジケーキやフルーツの断片を何層か重ねてソースを添えたスイーツで、この日は朝食用に甘さ控えめに仕上げた。おかゆの様なとろみが優しい「冬瓜のライスポタージュスープ」と、かぼちゃサラダなど数品を添え、「カフェ風・朝ごはん」を完成した。参加者からは「簡単でお洒落。実習が楽しかった」「かぼちゃが甘くて美味しかった」「とうがん料理のレパートリーが増えた」など、好評だった。

 テーマ食材に関する産地情報の提供も講座の魅力のひとつ。この日は、三浦市農協の高梨部長が、三浦かぼちゃが、地域で統一したぼかし堆肥を使い、通常よりも長く畑で完熟させているため、甘くホクホクした食感になる事を説明した。また、冬瓜は大きいものでは10㎏を超えるが、品種改良を重ねて「ミニとうがん」を開発した事を紹介すると、受講者は熱心に耳を傾けていた。

 村上講師は、かぼちゃの固いヘタは周囲に切り込みを入れ先に取り除くとカットしやすい事や、カット後の残りは鮮度保持のため種や綿を取り除く事をアドバイスし、「三浦かぼちゃは今が一番美味しい時期。見かけたら是非購入を」と呼びかけた。講座にあわせ「三浦こだわりかぼちゃ」を販売したほか、同ギャラリー併設の弁当屋「旬」で「三浦産かぼちゃ、とうがん」や神奈川県産米「はるみ」、「やまゆりポーク」を使った講座コラボ弁当を限定販売し、神奈川県の味をPRした。

 

ABC Styleの講師が料理を実演の内容を表示

ABC Styleの講師が料理を実演

産地担当者が食材の情報を発信の内容を表示

産地担当者が食材の情報を発信