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JA直売所向け、万引き対策セミナーを開催

2016年10月21日

 防犯カメラの映像をみながら万引きが起きる状況を確認 

  10月17日、農産部は、県下JA直売所向けに「万引き対策セミナー」を開催し、店長や職員ら10名が参加した。
県内のJA直売所で「生産者が納品した数と売り上げが合わない」「棚卸差損が発生する」などの問題が発生している。農産総合課長は、
生産者手取りの最大化を目指す中、JA直売所へ寄せる生産者の期待は大きく、万引き防止策を講じる事も直売所の役割として必要」と挨拶した。
 
 セミナーでは、店内保安警備専門の㈱日本保安から講師を招き、万引き犯の心理と行動や、店内で不審な行動を見つけた場合の対処を学んだ。また、自店舗の売り場見取り図を見ながら、防犯対策が必要な場所の確認や解決策を話し合った。

 スタッフ数が限られていても、防犯カメラの配置を見直し、商品棚の整理整頓、通路の巡回、お客様への挨拶や声掛けなどで、犯罪を未然に防ぐ効果がある。
 講師は「接客サービスの一環として、来店者に積極的に声を掛ける事が防犯につながる。
万引き犯を捕まえるのではなく、万引きさせない接客レベルの高い店づくりが重要」と強調した。