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神奈川県の春の七草セット、「ミノーレ」で活用

2017年01月10日

 春の若菜を食べて一年の無病息災を願う「七草粥」の伝統を次世代へ伝えようと、16日、農業・農村ギャラリー「ミノーレ」で、来館者に七草粥400杯が振る舞われた。

 また、家庭でも七草粥を作ってもらおうと、56日の二日間、三浦七草会の「春の七草パック」80個を限定販売し、早々に完売した

 「春の七草」(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)をたっぷり入れた七草粥を求め、昼食用の弁当を買いに訪れた会社員らが長い列を作った。年明け最初の催事らしく、「今年もよろしくお願いします」の挨拶と共に、職員らが七草粥を手渡した。

「昨年もここで七草粥を食べて、七草パックを購入した」という女性会社員は、「あっさりして美味しい。アルコールや正月料理で疲れた胃腸が癒される感じがする」と喜んだ。また、お弁当と一緒に七草粥を食べていた男性は「七草パックは値段も手頃で、どの家にもあるご飯と一緒に煮るだけ。行事食を手軽に楽しめるのでとても良いと思う。今後も販売を続けて欲しい」と話した

 同ギャラリーの川並支配人は、「新年初めの恒例イベントとして認知度も上がっている。七草パックは早々に完売し、マスコミの取材も増えた」と手応えを話していた。