お知らせ一覧

「農と食」の結びつき訴える ~JAグループ神奈川一斉街頭PR~

2017年01月27日

JAグループ神奈川は、「神奈川県農業への理解促進」「安全・安心な県産農畜産物のPR」のため、1月26日、JA直売所や駅前広場など県下6会場で一斉街頭PR活動を展開した。
 各会場では、JA職員らが地域の特産農産物と共に「かながわ農業理解促進」のリーフレットを手渡し、都市農業の役割や地産地消の魅力、食と農の密接な結び
つきについて、行き交う消費者に直接訴えた。

 会場のひとつとなったJR桜木町駅前には、JA横浜、JAよこすか葉山、三浦市農協、JA県央愛川、中央会、各連合会、情報センターから42名の役職員が集まった。
 

JA県中央会の髙桑光雄会長は、「今日は『かながわの 大地の恵み めしあがれ』というJAグループ神奈川オリジナルの“のぼり”を用意した。県産農畜産物を県民の皆さんに届けたい、安全・安心なものを食べて頂きたいという我々の思いを直接消費者に伝えるため、旬の県産野菜を手渡してPRしよう」と挨拶。三浦市農協が用意した青首大根2000本、JAよこすか葉山が用意したキャベツ1000個を、農業理解促進リーフレットと共に無料配布した。

「どういう団体なのか」「なぜ野菜を配っているのか」などの質問に対し、職員らが丁寧に説明した。野菜を受け取った女性は「新鮮なので地元産の農産物を選ぶ事が多い。神奈川県産の野菜がいつでも買えるように頑張って欲しい」と話した。



 三浦市農協では、栽培試験と品種検討も兼ねながら、街頭PR配布用の大根を農協の畑で職員が栽培している。三浦市農協の出口吉男組合長は「農業理解の取り組みは今後も続けていく。
手軽なカット野菜の需要が増す中で、大根を丸ごと購入する層が減少しているが、PR活動を通じて食べ方を提案し、消費拡大に結び付けていきたい」と期待を込めた。