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神奈川県TAC・担い手担当者パワーアップ大会/優良事例発表3名を表彰

2017年02月13日

 県内のTAC・担い手訪問活動の優良事例や今後の課題を共有し、相互研鑽を図ろうと、JA全農かながわは、2月8日、JAグループ神奈川ビル(横浜市中区)で神奈川県「TAC・担い手担当者パワーアップ大会」を開催した。県内JAのTAC・担い手担当者や関係役職員ら約100名が出席し、9JAの担当者が訪問活動の成果などを発表した。
 今回から表彰制度を導入し、審査は各JAのTAC担当課長や県中央会、JA全農など、TAC管理者14名が行った。「担い手への提案内容と効果」「地域生産振興への効果」「担い手と消費者の結びつき強化」などを審査した結果、JAさがみ・相澤健太郎氏、JA湘南・田中祐輝氏、JAあつぎ・遠藤好広氏(順不同)の3名に、根本芳明県本部長が表彰状を手渡した。


 JA全農本所・TAC推進課の岡田修平氏は審査講評で、「TACの本質である『担い手の話を聞き、課題を解決する方法を真摯に考える』姿勢が一貫していた。新規事業、販路拡大、後継者対策など喫緊の課題に向き合い、昨年に比べてどの発表も内容が濃く、神奈川県のTACの力がパワーアップしたと感じた。TAC活動を支える各JAの努力の結果といえる」と称えた。
 根本県本部長は「営農経済改革プランに添って、農業者の所得向上とJA自己改革に取り組む中、TAC活動は、担い手と向き合い、信頼関係を築くことで、JAが農家の役に立つ組織だという認識につながる必要不可欠な取り組みだ。JA全農かながわは今後も、情報提供や各種研修会の開催などで、各JAのTAC活動を支援していく」と表明した。