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柑橘「湘南ゴールド」 伊勢丹新宿店で試食PR

2017年03月16日

『湘南ゴールド』を伊勢丹新宿店で試食販売するのは5年ぶり。県外へ向け知名度を高めるため地道なPRを実施

 神奈川県産のオリジナル柑橘「湘南ゴールド」の旬の味を知ってもらおうと、生産者、JAかながわ西湘、JA全農かながわは、3月上旬、大手百貨店「伊勢丹」4店舗で試食販売を実施した。

3月8日、伊勢丹新宿店の野菜フルーツ売り場では、小田原市の柑橘農家・松本隆博さんが「神奈川県産『湘南ゴールド』を販売しております」と声を張った。試食した買い物客からは「初めて食べた」との感想が多く聞かれ、松本さんの説明に耳を傾けていた。

 ハウス栽培の果実を選別しリーフレットを添え、2Lサイズ6個入1458円、3個入864円(各税込み)で販売した。売り場には全国から集まった多種多様な高級果実が並び、「神奈川県内では『湘南ゴールド』果実も人気があり、加工品も増え、知名度の高まりを実感するが、ここでは未知の果物。他の果物と差別化し生き残るには、生産・販売両面から努力しないとならない」と松本さんは気を引き締めていた。

 同売り場の仕入を担当する遠藤司さんは「季節限定柑橘なので今は馴染みが薄い商材。知名度を高めるためには神奈川県外へ販売を広げる必要がある。生産の方から私たち商販側までがプロモーション販売などで『湘南ゴールド』の魅力を伝えることで、リピーターが多くなることを願っている」と話した。

フルーツカッティングされた「湘南ゴールド」が売り場に華やかさをプラスした