ＪＡグリーンかながわが、この春、売り場を改装し、生産資材の品揃えを充実させた。
店内に分散していた生産資材を正面入り口近くに配置し、「営農支援」のコンセプトを視覚的に伝える。
野菜種子販売ラックを壁一面に並べ、お得感のある肥料・農薬を手前に積み上げるなど、全農ＰＢ（プライベート・ブランド）商品を中心に、高品質で売れ筋の生産資材を種類豊富に揃えた。農家、家庭菜園双方のニーズに対応する。

春蒔きの種子を検討中の来店者は選択肢の多さを喜び、営農相談担当の真木（さなぎ）顧問の助言に耳を傾けた。別の来店者は「昔は遠方の種苗店まで通ったが、今はここに来れば畑で必要な物は何でもそろうから便利」と話した。
店長とスタッフが試行錯誤を重ねた店づくりで団結力も増し、生産資材の売り上げに良い兆しが表れている。「今後も季節に応じた種苗や肥料農薬を充実させ、地域一番店を目指す」と中丸店長は意気込む。
ゴールデンウィークにあわせた「園芸まつり」では、季節の花苗も豊富に入荷予定。