５月４日（祝）、川崎市多摩スポーツセンターで、神奈川県卓球協会および川崎卓球協会主催による「全農杯　全日本卓球選手権（ホープス・カブ・バンビの部）神奈川県予選会が開催された。　
　ホープスの部（６年生以下）48名、カブの部（４年生以下）31名、バンビの部（２年生以下）22名、計101名の小学生がリーグ戦を行った。同予選会通過選手19名と全国ランキング保持選手は、2017年７月28日から30日に神戸総合運動公園内体育館（グリーンアリーナ神戸）で開かれる本大会に出場し、頂点を目指す。予選会で優勝した選手のひとりは、幼稚園の年中から卓球を始め、放課後は３～４時間、休日は約８時間練習すると言い「７月の本大会も頑張りたい。まずは５月下旬の東アジアホープス代表選考会に向け練習する」と意気込んでいた。
　ＪＡ全農かながわは、各部男女別の1位から4位入賞の選手24名に「県産米キヌヒカリ20㎏」「国産乾麺セット」「神奈川県産100％みかんジュース」など賞品を贈り、健闘をたたえた。
　
　神奈川県卓球協会の関係者によれば、卓球協会登録者数は増加傾向にあり、神奈川は愛知に次いで登録者数が多いという。国際試合での日本選手の活躍や、若手選手の台頭が人気を後押ししている。神奈川県内でも若い選手が力を付けており、3月26、27日に山形県で開かれた第18回全国中学校選抜大会の女子団体は神奈川県の代表校が優勝し、また3月24～26日に鳥取県で開かれた第14回全国ホープス選抜卓球大会では男子の神奈川選抜が2位に入っている。