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農産物一次加工品を学校栄養士に提案しました

2017年06月19日

 学校給食への神奈川県産食材供給量を増やそうと、神奈川県本部は、6月16日、県学校給食会館で、県産農産物を使った一次加工品の試食提案を行いました。

 県産の「乾燥大根葉」「かぼちゃピューレ」「レモンピューレ」を用意し、県学校栄養士協議会の講演会に訪れた栄養士ら約50名に試食ともに提案しました。
 県学校給食会は4月から給食用食材に「レモンピューレ」を採用、さらなる品目拡大に向け栄養士の声を反映するため試食会を企画しました。

 塩分13%の「乾燥大根葉」は、浸水後に水気を絞ったものと、味噌汁に入れた試食を用意し、レシピも手渡しました。栄養士からは「塩分は気にならない程度で、歯ごたえがあり美味しい。葉物が高値の時期に代用できれば」「新しい食材や献立の提案は嬉しい」などの声が聞かれました。
 学校給食会は「試食を通し、給食へどう活用するか等、栄養士同士の情報交換につながった。栄養士の声を反映させ、地産地消につながる食材の取り扱いを増やしたい」と評価しました。
 JA全農かながわは給食に適した長さに大根葉をカットする等、要望に合わせた加工方法で対応していく方針です。