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かながわ畜産フードコレクション2017 県産畜産ブランド続々

2017年11月20日

 横浜市中区の横浜赤レンガ倉庫で、11月19日、「かながわ畜産フードコレクション2017」が開催された。神奈川県産畜産物の美味しさを「来て、見て、食べて、知って」もらおうと、かながわ畜産ブランド推進協議会が主催するもので、今年で5回目。県内の畜産農家や関係団体、神奈川県などが出展し、牛肉、豚肉、鶏肉、乳製品、卵、蜂蜜を使った料理や加工品を販売した。県発表では約18,500が来場した。


 県内の最新畜産ブランドを紹介する場でもあり、神奈川生まれ・神奈川育ちの「生粋かながわ牛」「かながわ鶏」のPRにも一役買ってきた。 今年は伊勢原市内3戸の酪農家の生乳を使う「タカナシ いせはら地(じ)ミルク」が初出展した。殺菌温度を79度15秒とし、乳脂肪分を壊さない製法で、絞りたての生乳の味を再現、購入者から「コクがあり、すっきり爽やかで美味しい」と好評だった。生産者の一人、石井敏貴さんは「今後は生産履歴管理の徹底と生産量増加を目指す」と話した。


 かながわ畜産ブランド推進協議会の長嶋喜満会長は「食料の安定供給を図るため、国産・県産畜産物の差別化を図りながら、輸入品に対抗できるような畜産経営支援が必要だ」と述べ、今後も県・行政や関係団体と連携し、再生産可能な経営安定対策の充実と法制化、恒久的な財政措置を国に求めていくと挨拶した。

「いせはら地ミルク」を飲む浅羽副知事(左)と長嶋会長(右)の内容を表示

「いせはら地ミルク」を飲む浅羽副知事(左)と長嶋会長(右)

「生粋かながわ牛」の焼肉を求める長い列の内容を表示

「生粋かながわ牛」の焼肉を求める長い列

豪快な「もつ焼き」も登場したの内容を表示

豪快な「もつ焼き」も登場した

「やまゆりポーク」のフランクフルトを販売したの内容を表示

「やまゆりポーク」のフランクフルトを販売した