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学校給食米「田んぼの生き物調査」~お米や田んぼの大切さを体感~

2018年07月12日

 6月23日、全農かながわはJAかながわ西湘管内、小田原市内の圃場で「田んぼの生き物調査」を開催し、市内の親子が田んぼや生き物の大切さを学んだ。調査は給食米が育つ田んぼで実施し、県内産学校給食用米への理解を深めることが目的だ。

 雨天にもかかわらず13名が参加し、親子は泥だらけになりながら田んぼに生息する生き物を捕まえた。イシビルやヌマエビ、オタマジャクシなど22種類の生物が観察され、子供たちは「これは何の生物だろう」と図鑑で調べたり、メモを取るなど熱心な様子だった。

 参加した子供は「田んぼに色々な生物がいることが分かり、楽しかった」と嬉しそうに話す。

 生き物の調査が終わると、田んぼの生き物や日本の農耕文化、水田の多面的機能について、クイズ形式で学んだ。

 全農かながわ農産販売課は「お米を作る農家とお米を食べる人がいるから田んぼがある。田んぼや生き物を守っていくためにも、たくさんお米を食べよう」と子供たちに呼びかけた。