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「JAグループ共同購入トラクター」が県下初の展示~2018年 夏の農機展示予約会~

2018年08月20日

8月3~4日、猛暑にもかかわらず、田村事務所で開催された「2018夏農業機械展示予約会」に、県下JA組合員2090人(記帳者数)が来場した。

展示会はJAグループ、JA全農かながわ、農機指導員協議会が主催。農機メーカーや生産資材メーカーだけでなく、JAグループ各連や関連会社、JA全農かながわ各部署もブースを出展し、販売会の開催やチラシの配布などで事業をPRした。

展示会メインエントランスには神奈川県で初となるJAグループ共同購入トラクターの展示を行った。共同購入トラクターは機能を絞り込み、JAグループで生産者の需要を取りまとめ、全農が生産者の代理人として一括発注・仕入れを行う。製造・流通の効率化により、生産者へ価格メリットを還元している点が特徴。多数の来場者が足を止めた。

各メーカーのブースでは実物を見て触りながら組合員の規模や経営に合った農機の提案が受けられると好評。展示会での受注実績も計画比105%となった。

また、連日開催した「ミニ講習会」では、農機のセルフメンテナンスについての講習や、安全講習など営農に役立つ講習会が開催され、各回ほぼ満席になるほどの反響だった。その他、中古農機入札販売会やスタンプラリーなどのイベントも開催され、賑わいを見せた。

JA全農かながわ農機・自動車課は展示会推進期間に合わせ、生産コスト低減に寄与することを目的として、組合員を対象に農機購入支援対策を実施している。農業機械展示予約会で合計20万円以上(税抜き)の農業機械購入者に対し、購入額の一部支援をするというものだ。

今後も農機・自動車課は農業機械の「JAグループ神奈川推奨型式」を拡充するとともに、取扱拡大と有利購買を通じて、農業新技術の普及拡大と適正機械の導入・効率利用を促進し、生産コスト低減に向けた推進を積極的に行う。

神奈川で初の展示のJAグループ共同購入トラクター

小型農機も多数展示