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消費者目線とニーズの把握が重要~営農販売担当者がマーケティング研修~

2018年09月18日
JA全農かながわは、8月6~7日、9月6~7日の合計4日間にわたり、JAビルかながわでマーケティング実務研修会を開催し、県内5JAの営農・経済部署から9人が参加した。

マーケティングとは、消費者が求める商品やサービスを作り、その情報を届けることにより、消費者がその価値を効果的に得られるようにする活動を指す。

営農販売担当者は流動する消費者ニーズを把握し、生産者や売り場にフィードバックする力が求められているため、研修ではマーケティングの実践力や市場分析手法を学んだ。

研修前半では、マーケティング手法についての講義とそれを用いて商品開発の企画書作成、プレゼンテーションのグループワークを行った。後半では、実際に行われた「トマト」のグループインタビュー録を読み込み、あらゆる面から消費者の「不」と「ニーズ」を洗い出し、どのような商品や売り場が望ましいのかを消費者目線で考え、それをもとに、グループごとに課題と対応策について議論し、パワーポイントを使って発表した。

受講者からは「不の情報、ニーズの把握をしていくことがいかに大切かということが確認できた」、「実際に直売所で勤務していると今回の研修に通じることが多くあったので、職場に戻って実践してみようと思った」などの感想が聞かれた。

トマト嫌いな子どもが多い現状を課題として発表するグループ