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「やまゆりポーク」の給食でおいしさと養豚への理解を~生産関係者が市内小学校で食育活動を実施~

2019年03月29日

かながわブランド登録品である「やまゆりポーク」の紹介とともに養豚への理解を深めてもらおうと、やまゆりポーク生産者協議会は2月1日、平塚市立八幡小学校で特別授業を行った。2010年から毎年続けている同授業は今回で9回目になる。

 参加したのは5年1組の児童約30人。同協議会の生産者を始め、県畜産技術センターやJA全農かながわの職員らが講師を務め、畜産の基礎的な知識ややまゆりポークの飼育法などを伝えた。質問の時間では、「豚はどのくらい種類がいるの」「子どもを産み終えた親豚はどうなるの」など率直な疑問が投げかけられた。

 また、同協議会はやまゆりポークのモモスライス25キロを寄贈。やまゆりポークを使用したビビンバが給食として振る舞われ、子どもたちはおいしそうに平らげた。

 都市化の進展とともに家畜を目にする子どもが減っていく中、御園井 英人校長は、「養豚業を営んでいる生産者が地元にいることを理解し、生産者と命の恵みに感謝する気持ちを大切にしてほしい」と話した。講師を務めた(有)グリーンファームの小泉 英明さんは「子どもたちの笑顔は仕事の活力につながる。少しでも養豚や豚への興味を持つきっかけになればうれしい」と話した。