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昭和女子大学生、キャベツ・ダイコンレシピに試行錯誤

2019年07月05日

三浦市農協とJAよこすか葉山、JA全農かながわは、昭和女子大学で栄養学を学ぶ学生と連携し、三浦半島産のダイコンやキャベツを使用したメニューを開発するプロジェクト「Do You 農Vegetables?」を開始し、5月に続き、第2回試食会を6月5日、昭和女子大学で実施しました。

同プロジェクトは産地視察や収穫体験を含む1年間の特別講座で、今年で3年目を迎えます。ダイコンを中心とした野菜の消費量が減る中、学生の若々しい感性を活かしたメニュー開発で、消費の拡大を期待します。

当日は、前回の試食会から改良された学生考案のメニュー約40品が並び、三浦市農協やよこすか葉山、本会の職員6人で試食。和食と洋食の多種多様な料理を味わいながら、感想や改善点などについて話し合いました。

職員は、味のおいしさや見た目の他、「キャベツやダイコンの魅力が引き出せているか」「各レストランの特徴にあっているか」といった点から評価し、学生と意見交換しました。同大学の原正美教授は、「産地JAの貴重な意見を取り入れつつ、レストランや食べる人にとって魅力的なメニューの開発をサポートしていきたい」と意気込みを見せました。

今後は第3回試食会を開いて改良を重ね、学生によるレシピのプレゼンテーションを行います。採用されたメニューは、年内に東京都大手町のJAビル内にある農業・農村ギャラリーの弁当コーナー「旬」で、年明け頃からは京急百貨店内のレストラン「おぼんdeごはん」や「グランドゥーカ」で販売する予定です。